アルコールを分解する時間 その3

アルコールを分解する時間3

こんにちは。池本です。

さて、このシリーズも3回目です。

・・・正直お酒の種類を変えたり、飲む量を変えたり、おつまみを変えたり、いろいろやってみたいですが、このシリーズは今回で一旦終わり。

今回は「アルコール(正確にはアセトアルデヒド)の分解を助けるビタミンCのサプリを飲んでからビール350mlを飲むと、アルコールを分解する時間に変化はあるか?」という実験です。

1回目、2回目を見ていない方は見てからのほうが面白いと思います。

アルコールを分解する時間 その2

2020年8月20日
アルコールを分解する時間1

アルコールを分解する時間 その1

2020年8月19日

ではビタミンCサプリ+アルコール代謝実験、スタート。

やってみた

今回飲んだビタミンCサプリは1錠でビタミンC250mgが摂取できるものです。

ビタミンCなどの水溶性ビタミンは、水溶性のためすぐに排泄される特徴があります。

このサプリは「サプリの形状を特殊にし、8時間かけてゆっくり吸収させる」という・・・すごいですね。見た目は普通の錠剤です。

これを1錠飲んだ10分後に実験スタート。
今回もビール350mlを3分で飲み終え、10分ごとに計りました。

結果は以下の通り!

  • 10分後:0.20ml/L(1回目0.25、2回目0.07)
  • 20分後:0.13ml/L(1回目0.16、2回目0.12)
  • 30分後:0.08ml/L(1回目0.08、2回目0.08)
  • 40分後:0.07mg/L(1回目0.07、2回目0.05)
  • 50分後:0.05mg/L(1回目0.05、2回目0.00)
  • 60分後:0.00mg/L(1回目0.00、2回目0.00)

どうなんでしょうねこの結果。
ノーガードで挑んだ1回目よりは多少いい数字ですが、そこまでの変化ではない。
ステーキの2回目が圧倒的ですね。

この結果だけを見ると、ビタミンCサプリは飲まないよりはいいかな、という感じでしょうか。

ビール350mlというお酒好きなら飲んだうちに入らない少ない量でしたら、あまり変化を感じられな買ったのかもしれません。

あと有名なところでビタミンB1もアルコールの代謝で重要なビタミンと言われています。

 

次回はアルコールを飲むとそもそもどのようにしてアルコールを分解していくか、を考えていきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

池本 昭之

分子栄養学認定カウンセラー、食生活アドバイザー、ワインエキスパートな人。お酒は何でも好きだが、自然派ワインでワインと健康に目覚める。 いつまでも美味しいお酒を飲める体づくり&体に優しい手作りのおつまみを研究している。